本来のカフェとは違う

ロカリテを始めようと思ったときには
カフェブームは過ぎ去り、カフェも○○系みたいな
感じで分類されるようになっていました。


なんとか系とか、なんとか風ではなく自分たちの想いを
カタチにしたもの。
ロカリテというジャンル。
でもこれは最後まで難しかった。


また食に対する想いから、環境と食がいいバランスを
保っていた時代の家具にしました。


この想いはなかなか伝わらなかったかもですが、
この家具にしてよかったと思っています。


「何気ない日々こそ、豊かになれば」とのテーマで、
日常より少しいい食材を選ぶとか、ロカリテにいる時間
がその方のいま一番いい時間にしたいと考えてきました。


低年齢化で騒がしくなった堀江という街。
元々、派手な印象のある大阪。
単純にカウンターカルチャー的ではないのですが、
静かな空間で自分自身と思いっきり向き合える空間を
という願いもありました。


でもロカリテの空間になくてはならないもの、
それはなによりお客様です。
空間の一番大切なキャストです。


二人でお客様のいない時によく話すのですが、
「お客様がいないとロカリテではないよね」と。


海外で見た本来のカフェとは違うジャンル、ロカリテ。
こんなお店ですが、多くの方々に愛していただきました。


へんてこりんなお店でしたが、
最後までしっかりと貫こうと思っています。


最後になりましたが、
中川ワニさん、ogurusuさん、高木(太田)友紀さん、
それぞれのイベントにも是非ご参加よろしくお願いいたします。