ロカリテライブ

ロカリテでのライブは最初全く考えていませんでした。


そんなある日、お客様として来られていた方々から、
様々な音楽を教えていただきました。


70年代、80年代ととりわけハードロックばかりを聴いて
きたのでインディーズと聞くと、もっとハードな人たち
という印象だったんです。


こんないい唄を歌う、こんな気持ちのいいメロディを
奏でる人たちがいるんだ!人生損してたなぁと思いました。


メジャーな音楽ももちろん素晴らしいですが、
様々なスタイル(音楽のスタイルではなく、生き方)で、
音楽活動を続けるアーティストたちも素晴らしい。


このアーティストはこういうキャリアがあって、こんな
音楽のバックボーンがあって…という分析は僕には出来ません。
音楽の素養のない僕がライブで思っていること。

お客様が楽しんでおられるのかどうか?
その一点のみです。


様々な考えのアーティストの方もいらっしゃるでしょう。
でも僕個人ではそのことが一番なのです。


楽しんでいる姿を見ることが、単純に嬉しい。
ライブを終えたアーティストとお客様が談笑している。
最高にいい光景です。


人生楽しむためにある。
そんな場所を目指しています。
でもそれは決して大騒ぎする場所じゃない。

自分と向き合う時間も人生を楽しむために必要だし、
心の栄養となる音楽も必要ですね。

楽しむための努力を、店主自ら日々行なう場所であり、
自由を勝ち取るための厳しさも持ち合わせる場所。


そんな場所で行なうのがロカリテライブなのだと
今はそんなふうに考えています。